RAG-79-G1 水中型ガンダム（GUNDAM MARINE TYPE）は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』に登場する地球連邦軍のモビルスーツ。本ページでは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』における設定を解説する。
概要[]
本機は地球連邦軍の所有する水陸両用型ガンダムタイプモビルスーツで、アクア・ジムをエースパイロット用に改修を施した機体である。
武装・装備[]
- 水中用偏向ビーム・ライフル
- 水中で使用する際にビームの損失を抑えるため、従来のビームライフルと比べて銃口がより細く、長いものとなり、ビームの収束率が高められている。「水中用ライフルカバー」という着脱式のライフルカバーを装着可能である。
- ビーム・ピック
- 左サイドスカートに2本収納し携行している。ビーム・サーベルを水中での運用に合わせて改修した武装とされ、ビームの損失を抑えるために目標に接触した時点でビーム刃を発生させる機構を搭載している。
- ハンドアンカー
- RAG-79 アクア・ジムから受け継いだ武装。先端のクローを有線によって射出する。本武装のデザインはM-MSV版に準拠した3本のクローとなっており、ハーモニー・オブ・ガンダム版アクア・ジムのデザインとは異なっている。
- 炸裂式ハープーン・ガン
- 左前腕部に装備している。M-MSV版の設定では先端に指向性爆薬を搭載しており、目標を装甲内部から破壊する。MSD版はM-MSV版にある着脱機構を発展させ、接続部分にキャリングハンドルとグリップが追加された。
- 頭部潜望鏡
- 頭頂部後方に内蔵されている。M-MSV版の設定では有線式の潜望鏡で、頭頂部後方が分離することで潜水しながら水上の様子を観察することができるとされている。
- バイザー
- ツインアイに被せるようにして装備されている。このバイザーという装備については『機動戦士ガンダム THE ORIGIN カトキハジメ メカニカルアーカイブス』にて「『ジ・オリジン』やMSDの世界観では、ガンダム試作機1号を筆頭とするバイザー装備型のガンダムタイプの系譜が存在するのかもしれない。」と語られている。
- バルカン砲
- 劇中での使用シーン、設定の記載は認められないが、両側頭部にバルカン砲の砲口のような意匠が各2門ずつ見て取れる。
登場作品[]
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島
- 第3話～第5話に登場。
関連項目[]
- RAG-79-G1 水中型ガンダム - デザイン元。
- RAG-79 アクア・ジム - 開発元。
- RX-78-01[N] 局地型ガンダム - 設計元。