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ORX-005 ギャプラン(イングリッド0専用機)は大河原邦男メカニックデザインの機動戦士ガンダムMSV-R「ジョニー・ライデンの帰還」に搭乗する「ORX-005 ギャプラン」の改修型可変MS。

概要

グリプス戦役時に地球連邦軍の研究機関である「オークランド研究所」で「強化人間」用に開発された可変MSORX-005 ギャプラン」はその高機動性能から普通の人間には性能を発揮する事が出来ない程の高性能・高機動を有しており、一部のエースパイロット(ティターンズ所属のヤザン・ゲーブル大尉が一時使用)をもってしても出来損ないと言わしめるほどであった為、強化人間専用機とされていた。この機体を強化人間である「イングリッド0」用に改修したのが本機である。

機体解説

ORX-005 ギャプラン」は一年戦争後に開発・実戦投入(グリプス戦役)された第2世代に当たる全領域対応の可変MSで、一年戦争当時に問題となった戦線の拡大に単機で対応可能なMSとして開発されたが、その機構の複雑さや製造・整備コストの高さなどから姿を消した機体ではあるが、連邦軍内での初期の全領域型可変MSである。

特徴的な変形・飛行体形をとる本機は当時最新技術であったムーバルフレームを採用した事により実現し、大気圏内飛行実現の為に桁違いな推進力を誇り音速を超えるこの機体の性能は0089年の連邦軍でも一級品である。

改修内容は特徴的な三角形をした「ムーバル・シールド」が曲面を帯びたRGM-79C ジム改装備のシールドに似た形状に変更されているほか、シールド表面前部にビーム・サーベルが装備されている。機体色は赤を基調としており、シールドには大きくエンブレム(ハートとリボンの前にライデンの紋章に似たユニコーン)が描かれている。

また、ミサイルコンテナ兼用のブースターユニットを使用して空域に侵入しているなど当時と基本的な装備などに変更は無い。

その他

レッド・ウェイラインの搭乗する「FF-X7Bst PLAN004 コア・ブースター プラン004」の試験空域にブースターユニットを装備し音速を超える高速で進入し攻撃を掛けるも、MS体形時に周辺環境を利用し燃料の空になったブースターをぶつけるという荒技に変形不能になり、第6環境改善プラントに不時着している。当初の予定ではコア・ブースター追廻して限界機動をさせた後に離脱・帰投したコア・ファイターに搭載されている教育型コンピューターのメモリーユニットから操縦テレメトリーデータを回収するだけだったのだが、必要以上に追撃を行い双方不時着するという事態になってしまい、その後イングリッド0とギャプランは連邦会議議長のゴップの命令で回収に来た第107空挺師団のミシマ準将指揮の部隊により回収されている。

この時、関係する様々な組織・部隊がそれぞれの利害の為に投入された為、戦闘が発生するがミノフスキー粒子散布環境下で行われたこの戦闘は公になる事は無く、公には『第6環境改善プラントの爆発事故の影響で発生した遭難事故の救難作戦を行った。』とされた。

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