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メッサー(Messer)は、小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するモビルスーツで、同作の主人公の仲間達が操乗する機体。宇宙世紀0105年、反地球連邦政府組織「マフティー」の主力量産機として運用されたモビルスーツである。メッサーとは、独語で「短剣」を意味する。

機体解説

アナハイム社マフティー・ナビーユ・エリン向けに供給したギラ・ドーガの再設計機。基本設計はベース機からほとんど変わっていないが、テロリストであるマフティー向けに機体を供給している事を秘匿する為、外装の大半を変更している。しかしジオン系の外観は色濃く残っており、メインカメラはモノアイで頭部には3機のバルカンが装備されている。設計思想はテロ組織であるマフティーでの運用を考慮して格闘戦を重視したコンセプトとなっており、右肩にはスパイク付きシールドが装備されており、それを用いて敵MSを吹き飛ばす程度のパワーを誇る。基本的に汎用機であるが、主に地上でサブフライトシステム「ギャルセゾン」との連携で運用されていた。

劇中での活躍

マフティーの主戦力として物語全般にわたって活躍し、その後多くの機体はアデレード強襲に参加した。エメラルダ機はレーン・エイムペーネロペーによって、撃墜されている。その際に多数の機体が失われたが何機かは無事に撤退している。

設定の変遷

Ξガンダムなど他の機体同様に森木靖泰がデザインした機体だが、後年になって『SDガンダム GGENERATION-F』に『閃光のハサウェイ』の機体すべてがゲーム初登場することになり、他の機体も含めてデザインが一新された。その際メッサーのデザインを担当したのは藤田一己で、小説版よりも全体的に筋肉質なデザインになり、特に頭部は後頭部がボリュームアップした、複雑な形状になった。

ギャラリー

関連項目

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