MS-06FS ザクIIFSは大河原邦男メカニック・デザイン「MSV」及び「MSV-R」に登場・設定されたF型の改良型のジオン公国のMS。
機体概要[]
FS型は白兵戦における火力向上型で、F型に30mm機関砲を頭部に4門追加装備している。機体性能は基本的にF型と変わらないが、小隊指揮官クラスの乗機に使用されていた為、チューンナップされた機体が多く、性能的にはS型に近い機体がおおかった。機動力を向上させたS型に比べると近接戦火力も向上している為、この機体を好んで使用す指揮官も多かった[要出典] 。
FS型使用パイロット[]
ガルマ・ザビ大佐機:ブラウン・深緑を基調にしたパーソナルカラーに塗装されていた、本機の戦線での目撃例は無く、戦争末期に奪還したキャルフォルニア・ベースで発見された。
シン・マツナガ中尉機:「ソロモンの白狼」と言われたマツナガ大尉が「MS-06R-1A 高機動型ザクII 改良型」を受領する前の中尉時代に搭乗していた物でパーソナルカラーの白で塗装されスパイクアーマーに狼の文字が書かれていた。機種変換後はジオニック社で現状保存されていた。
エリック・マンスフィールド少佐機:公国防空本部(別称ギレン親衛隊)のエース・パイロットの使用したグレイを基調にしたパーソナル・カラーで塗装されていた他機関砲を2門閉鎖し弾薬搭載量を増加させている。MS-06R-1A乗りとして知られるマンスフィールド少佐だが、極短期間だが本機に搭乗していたが、この初期生産機は新型ジェネレーターの不調が頻発し、別機体を使用する事が多かった。その為「MS-06R-1A 高機動型ザクII 改良型」の配備が始まると早々に機種転換している。
補足[]
元々のイラストではシャア専用機にもバルカン砲が描かれており、単なるイラスト上の演出でしかなかった。『MSV』で設定されバリエーションとして扱われる様になった。 S型が開発されるまでは主に指揮官に配備されていた(S型を扱える技量の無い指揮官が代用していたとの説もある)、S型が配備されるようになっても白兵戦時の火力を重視するパイロットに好まれ、チューンナップされて使用されていた[要出典] 。
ギャラリー[]
関連項目[]
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