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| 生産形態 = 試作機 |
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| 頭頂高 = 60.2m |
| 頭頂高 = 60.2m |
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| 全備重量 = 2,602.6t |
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| ジェネレーター出力 = 74,000kw |
| ジェネレーター出力 = 74,000kw |
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| 機関出力 = |
| 機関出力 = |
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| 武装 = 有線制御式[[メガ粒子]]砲塔×4<br />(砲門2x2+砲門1x2) |
| 武装 = 有線制御式[[メガ粒子]]砲塔×4<br />(砲門2x2+砲門1x2) |
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| 搭載艦 = |
| 搭載艦 = |
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== 機体解説 == |
== 機体解説 == |
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− | [[フラナガン機関]]で開発されていた[[ニュータイプ専用モビルアーマー]]の第1号機 |
+ | [[フラナガン機関]]で開発されていた[[ニュータイプ専用機|ニュータイプ専用モビルアーマー]]の第1号機。機体本体より有線制御される[[メガ粒子砲]]塔(連装2基と単装2基)を射出して攻撃する([[オールレンジ攻撃]])。機体は3つのブロックからなり、それぞれ独立行動も可能(分離/合体メカではなく、被弾時の緊急脱出用)。更に劇中未使用だが、右ブロックと左ブロックにジョイントしたエンジン部も切り離せ、設定上は5ブロックからなる。塗装は灰色と紫色。 |
− | サイコミュ搭載機 |
+ | サイコミュ搭載機。砲手と操縦手の最低2名が搭乗することによって、オールドタイプでも操縦・戦闘が可能。理想は各端末につき一人ずつの砲手(計5人)。戦闘艦艇や攻撃ヘリコプターのような通常兵器の延長線にある機体である。 |
− | + | 巨大な突撃艇で、四肢を持たぬ為にAMBACは不可能。機体周囲に機動バーニア(砲口にも見える孔)が配される。MSの胴体とほぼ同サイズの各メガ粒子砲塔は艦載砲並に強力で、劇中ではガンダムのシールドを一撃で砕いている。コントロールとエネルギー伝導ケーブルを兼ねるワイヤーの長さは小説版によると1Kmである。ワイヤレス型攻撃端末より射程距離は短い。砲のエネルギーは本体から直接供給され、かつ主機自体に余裕があり速射性が高く、立て続けの発砲が可能。ビットと異なり敵ニュータイプに思念波を察知されづらい。 |
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− | + | 全52話の予定で書かれていたいわゆるトミノメモによると、当初の呼称は'''ゲルググ'''(但し[[モビルアーマー]]ではなく[[モビルスーツ]])だった。 |
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+ | 初登場はTVアニメ版『[[機動戦士ガンダム]]』第33話冒頭、[[ホワイトベース]]が[[サイド6]]に入港する場面である。この時は機能テスト中に[[Gファイター|Gアーマー]]と偶然遭遇、ダメージを受け撤退し、[[シムス・アル・バハロフ]]中尉は搭乗していた右ブロックを分離させて逃げる。 |
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+ | 第42話では[[ア・バオア・クー]]宙域で一機登場する。劇場版には登場しない。 |
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+ | なお、本機以降歴代のガンダム作品(非宇宙世紀作品も含む)において、「操縦手とサイコミュ操作手が別々に分乗し、役割を分担できるオールレンジ攻撃機」は登場していない。 |
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2016年6月24日 (金) 08:55時点における最新版
ブラウ・ブロは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する、兵器。ジオン公国軍の開発したモビルアーマー。(型式番号:MAN-03)
機体解説[]
フラナガン機関で開発されていたニュータイプ専用モビルアーマーの第1号機。機体本体より有線制御されるメガ粒子砲塔(連装2基と単装2基)を射出して攻撃する(オールレンジ攻撃)。機体は3つのブロックからなり、それぞれ独立行動も可能(分離/合体メカではなく、被弾時の緊急脱出用)。更に劇中未使用だが、右ブロックと左ブロックにジョイントしたエンジン部も切り離せ、設定上は5ブロックからなる。塗装は灰色と紫色。
サイコミュ搭載機。砲手と操縦手の最低2名が搭乗することによって、オールドタイプでも操縦・戦闘が可能。理想は各端末につき一人ずつの砲手(計5人)。戦闘艦艇や攻撃ヘリコプターのような通常兵器の延長線にある機体である。
巨大な突撃艇で、四肢を持たぬ為にAMBACは不可能。機体周囲に機動バーニア(砲口にも見える孔)が配される。MSの胴体とほぼ同サイズの各メガ粒子砲塔は艦載砲並に強力で、劇中ではガンダムのシールドを一撃で砕いている。コントロールとエネルギー伝導ケーブルを兼ねるワイヤーの長さは小説版によると1Kmである。ワイヤレス型攻撃端末より射程距離は短い。砲のエネルギーは本体から直接供給され、かつ主機自体に余裕があり速射性が高く、立て続けの発砲が可能。ビットと異なり敵ニュータイプに思念波を察知されづらい。
全52話の予定で書かれていたいわゆるトミノメモによると、当初の呼称はゲルググ(但しモビルアーマーではなくモビルスーツ)だった。
劇中での活躍[]
初登場はTVアニメ版『機動戦士ガンダム』第33話冒頭、ホワイトベースがサイド6に入港する場面である。この時は機能テスト中にGアーマーと偶然遭遇、ダメージを受け撤退し、シムス・アル・バハロフ中尉は搭乗していた右ブロックを分離させて逃げる。
その後、第39話に再登場。このときはシャリア・ブル大尉とシムス中尉が搭乗、地球連邦軍に占領されたソロモンに駐留するホワイトベースへ奇襲を仕掛ける。機体本体のいる位置からは想像もつかないところから攻撃し、また攻撃を受ければニュータイプ専用機ならではの機敏さで回避し、迎撃に出たホワイトベースのモビルスーツ隊を翻弄する。しかし、ニュータイプの片鱗を見せ始めていたアムロ・レイがガンダムの操縦系統をオーバーヒートさせながらも撃破する。なお、シムスはシャリア・ブルのモニターの為に同乗し、操縦・戦闘はシャリア・ブル1人で行うとされる。
第42話ではア・バオア・クー宙域で一機登場する。劇場版には登場しない。
なお、本機以降歴代のガンダム作品(非宇宙世紀作品も含む)において、「操縦手とサイコミュ操作手が別々に分乗し、役割を分担できるオールレンジ攻撃機」は登場していない。