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チェーン・アギ
人物解説[]
ロンド・ベル所属の技術士官で階級は准尉。νガンダムの開発をサポートするため、アナハイム・エレクトロニクス社へ出向する。メカニックマンのほかに、ラー・カイラムの砲座の機銃でレズン・シュナイダーのギラ・ドーガを撃墜したり、ある程度のMSの操縦をするなど行動的な女性ではあるが、朴訥な面もある。また、アムロ・レイに対して好意を寄せており、公私にわたってサポートするが、同じくアムロに惹かれていたクェス・パラヤにとっては嫌な女に映っていたようで、彼女がネオ・ジオンへと走る要因を作ってしまう。
νガンダム完成後、サイコ・フレームの信頼性を気にしており、またオクトバー・サランの情報により、サイコ・フレームがネオ・ジオンから提供された技術である事実を知ると、その調査のためにT字型のサンプルを持ち歩くようになる。そして、戦線が膠着すると、νガンダムに搭載されたサイコ・フレームが有効に機能するようアムロに加勢するため、リ・ガズィに乗り込み出撃する。
戦闘中、ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアの意識を感じ取り、彼の元へと向かうが、そこでクェスのα・アジールと遭遇する。この際、メガ粒子砲の直撃を受けるがサイコ・フレームの力らしきものが働き、これを弾じいている。自分に向けられる敵意と彼女の危険性を知ったチェーンは、ハサウェイを説得しながらα・アジールの撃墜を試み、リ・ガズィが放つ1発のグレネードはα・アジールに命中しクェス共々撃墜する。
しかし、ハサウェイはクェスの死によって激昴してしまい、乗っていたジェガンのビームライフルをリ・ガズィに向けて乱射してしまう。チェーンはこの攻撃を避けきれず、リ・ガズィのコクピットに直撃、戦死した(チェーンの死に気が付いたのはハサウェイだけであり、彼の父であるブライトやその他の連邦兵達は、それに気が付いてはいなかった。)。
この時に機体が爆散した際の光は、サイコ・フレームのサンプルが宇宙に飛び散った輝きとみられ、νガンダムのサイコ・フレームの共振を呼び起こす媒体となり、彼女の望みであったアムロの助けへと繋がった。
戦闘終結後、チェーンを殺害したハサウェイは、ブライト含む連邦兵には秘密にしていた。
なお、本来はアムロの恋人役は『機動戦士Ζガンダム』同様ベルトーチカ・イルマになる予定だったが、映画スタッフの意見により彼女の登場となった経緯がある。
小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)では恋人役はベルトーチカの為、ただのメカニックウーマン兼νガンダム開発スタッフの1人となっている他、戦死する事も無い。
関連項目[]
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