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ソキウス(Socius)は、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場する架空の人物達(声:斎賀みつき)。
人物[]
- 性別:男性・戦闘用コーディネイター
- 年齢:不明
- 所属:地球連合軍、オーブ(フォー、シックス、サーティーン)、ライブラリアン(フィーニス)
- 主な搭乗機:ジン(エイト)、ロングダガー(イレブン、セブン)、M1Aアストレイ(フォー、シックス、サーティーン)、ソードカラミティ(3号機)(フォー)、ハイペリオンG(スリー)、ヘイルバスター(フィーニス)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
- 声:斎賀みつき
経歴[]
コーディネイターの戦闘集団であるザフト軍に対抗するために、地球連合軍が作り出したコーディネイター。
服従遺伝子の操作により一種の心理コントロールがかけられており、「ナチュラルのためになること」を最優先とされている。このため、ソキウス個人の意思にかかわらず、ナチュラルに対する行動が抑制されており、一般のナチュラルは無論、ナチュラルに危害を加えるナチュラルやナチュラルの利益にならないナチュラルであっても攻撃や妨害などの行動は出来ないようになっている。しかし、遺伝子の調整による服従は絶対的なものとは言えず、使用する側にはソキウスの反乱に対する不安がある。
ソキウス達は、モデルとなったザフト軍の戦闘用コーディネイターであるグゥド・ヴェイアと外見が酷似しており、ファーストネームはそのままナンバーで呼ばれ、ナチュラルには扱えないMSの操縦が可能である。元々感情があらわれないように遺伝子操作されているため、感情表現が希薄で表情を変えることはあまり無い。
ソキウスは、ラテン語で「戦友」の意。
劇中での活躍[]
地球連合軍は、ナチュラルでも操縦可能なMSとブーステッドマンの投入により、ほとんどのソキウス達はその価値を失い、新型モビルスーツのテスト相手や薬物処理により処分される事になる。
- スリー
- かつての上官の気遣いにより東アジア戦線に転属し、ブルーコスモスによる処刑、薬物処理を免れている。戦闘ではハイペリオンGに搭乗した。
- フォー、シックス、サーティーン
- 薬物で精神を焼き消され、オーブのサハク家であるロンド姉弟の手に渡った。
- セブン、イレブン
- 「ナチュラルのために出来る事は無いのか」と疑問を抱き、ソキウスの有用性を確認させるために脱走。ロングダガーで叢雲劾のブルーフレームと2度交戦し(2度目はブルーフレームセカンドL)、コーディネイターと戦う事ばかりがナチュラルのためではないと知る。
- その後、L4の廃棄コロニーで自身の存在意義を確かめるべく、互いに様々な質問を自分の分身ともいえる相手に問いかけ合い、結果「ナチュラルのためになるのならば、コーディネイターも守る」という一つの答えに達する。さらに、自分達が成すべき事を確認していくうち、「最もナチュラルに害をなしているのは、地球連合の指導者」という結論に至った。
- しかし、ナチュラルの利益にならないナチュラルであっても、ソキウスである自分達はナチュラルを倒す事はできないため、「世界に溶け込んで愚かな指導者が生まれないよう、人々の意識に働きかけて行く」と言う対抗策を選び取った。それはあまりにも無謀極まりない策だったが、それでもL4でソキウスのSEED(凍結保存されたソキウスの胎児)を見つけだし、何百年、何千年かかろうともナチュラルの理想世界を作ろうと決意した。
- また、叢雲劾率いる傭兵部隊サーペントテールに、オーブの軌道ステーション「アメノミハシラ」にいるソキウス(フォー、シックス、サーティーン)の確認と、ロンド・ミナ・サハクがどのような人物なのか調べて欲しいと依頼している。
- エイト
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- 鹵獲されたジンでブーステッドマンと戦闘を行い、死亡した。
- フィーニス
- ライブラリアンに所属するソキウス。ミラージュコロイドを搭載した砲撃機ヘイルバスターを駆るパイロットであるが、他のソキウスと違って感情が豊かである。
- このフィーニスだけはナチュラルへの服従因子を組み込まれておらず、その気になればナチュラルを攻撃する事も可能。
- 性格は破壊を好む凶暴なものであり、カーボンヒューマンとして蘇ったロンド・ギナ・サハクと行動を共にしている。
余談[]
- ソキウスのSEEDの中には、既にイレブンやセブンらと同じ段階に成長していた者達がおり、その殆どが整形手術を受け、経歴を偽造し、名前を変えて地球連合やプラントの社会の中に溶け込み、イレブンとセブンが選んだ対抗策を実行すべく暗躍している。
関連項目[]
- 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY/登場人物
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