ガンダペディア
編集の要約なし
編集の要約なし
 
(3人の利用者による、間の42版が非表示)
1行目: 1行目:
{{Main|サラミス改級宇宙巡洋艦 (機動戦士ガンダム0083)}}
+
{{wikicopy2011|サラミス_(ガンダムシリーズ)}}
  +
{{艦船及びその他の兵器
{{Main|サラミス改級宇宙巡洋艦 (機動戦士Ζガンダム/地球連邦軍)}}
 
  +
| 画像ファイル = Ship_salamiskai_a.gif
{{Main|サラミス改級宇宙巡洋艦 (機動戦士Ζガンダム/エゥーゴ)}}
 
  +
| 画像サイズ = 400px
{{aimai}}
 
  +
| 画像コメント =地球連邦軍
[[ファイル:Ship_salamiskai_b.gif|thumb|250px]][[ファイル:Ship_salamiskai_a.gif|thumb|250px]][[ファイル:Ship_salamiskai_c.gif|thumb|250px]]
 
  +
| 画像ファイル2 = Ship_salamiskai_b.gif
  +
| 画像サイズ2 = 400px
  +
| 画像コメント2 =エゥーゴ
  +
| 画像ファイル3 = Ship_salamiskai_c.gif
  +
| 画像サイズ3 = 400px
  +
| 画像コメント3 =ティターンズ
  +
| 画像ファイル4 = Refittedsalamis.gif
  +
| 画像サイズ4 = 400px
  +
| 画像コメント4 =機動戦士ガンダム0083
  +
| 名称= サラミス改級宇宙巡洋艦
 
| 名称2= サラミス改級宇宙巡洋艦(機動戦士ガンダム0083)
  +
| 艦籍番号 =
  +
| 所属 = {{G Flagicon|エゥーゴ3|ティターンズ3|地球連邦軍3}}
  +
| 所属2 = {{G Flagicon|地球連邦軍3}}
  +
| 開発 =
  +
| 建造 =
  +
| 艦種 =
  +
| 艦級 = [[サラミス改級]]
  +
| 全長 = 198m
  +
| 全長2 = 198m
  +
| 全幅 = 75m
  +
| 全幅2 = 75m
  +
| 翼長 =
  +
| 全高 = 58m
  +
| 全高2 = 58m
  +
| 重量 = 12100t
  +
| 重量2 = 12100t
  +
| 基準排水量 =
  +
| 満載排水量 =
  +
| 推進システム = 熱核ロケットエンジン
  +
| 推進システム2 = 熱核ロケットエンジン
  +
| 出力 =
  +
| 推力 =
  +
| 最高速度 =
  +
| 装甲 =
  +
| 収容能力 =
  +
| 艦長 =
  +
| 乗員 =
  +
| パイロット =
  +
| 武装 = 2連装主砲×2<br />単装副砲×5<br />2連装機銃×5<br />単装機銃×4
  +
| 武装2 = 2連装メガ粒子砲×3<br />メガ粒子福砲×7<br />レーザー砲×4<br />90mm2連装機関砲×31<br />5連装ミサイル・ランチャー×2
  +
| 最大搭載数 = 9
  +
| 主な搭載機 = [[ジムII]]<br />[[ネモ]]<br />[[ガルバルディβ]]
  +
| その他 =
  +
}}
  +
'''サラミス改級宇宙巡洋艦'''
  +
  +
==概略==
  +
=== 機動戦士ガンダム0083 ===
  +
全長198m。両舷および艦底に連装メガ粒子砲を装備。機関部の単装メガ粒子砲の配置を変更し死角を減らし、各方向への指向数を大幅に増加し対宙機銃も増強、補助ノズル4基を装着している。上方前部主砲は単装砲のままだが、その後方にVLSらしきハッチが8つ確認できる。ただし本格的なモビルスーツ運用能力は持たされていない。そのため、熟練したパイロットの操るモビルスーツ等が他艦による直掩を突破して接近した際には容易に撃沈されている。だが作中の戦没例が就役直後であったり、比較的少数で作戦行動している際のものである場合や、[[モビルアーマー]]との戦闘であったことには注意する必要がある。ザンジバル級機動巡洋艦の後期型との反航遭遇戦では、<!--小説版の記述に因れば-->戦術運動や錬度で劣っていたとはいえ強力な前方火力で応戦する姿が見られ、[[デラーズ・フリート]]を追撃していた巡洋艦戦隊の指揮官もその砲戦能力に期待をかけている場面もある。また、最終局面では後方への火力に難があるムサイをやや同航体勢から射撃を浴びせ撃破しており、初代の[[機動戦士ガンダム]]よりも運用面で考証を深めたものとなっている。
  +
  +
=== 機動戦士Ζガンダム ===
  +
『[[機動戦士Ζガンダム]]』より登場するサラミスの改良型。最も目を惹くのは船体前半部に4機のMSを運用可能なMSデッキ、エレベータハッチ、そしてカタパルトが設けられたことであり、その代替として上面先端の単装メガ粒子砲1基と、両舷の前方単装メガ粒子砲後方に装備されていた6連ミサイルランチャー計2基は撤去されている。逆に大幅な火力の増強策として左右両舷の艦橋構造物が撤去され、そこには各1基の連装メガ粒子砲が装備された(この連装砲増設に伴い従来の単装砲を副砲と見做すべきだと思われる)。この他船体中央部(ブリッジ前方)の特徴的なY字構造上の大型連装対空砲はブリッジ左右の連装対空砲に換装され、対空砲の種別統一が図られているように見受けられる。加えてブリッジ構造物周辺に合計8基の単装対空砲が増設されており、対空砲は連装6基単装8基合計20門を数える。原型艦である[http://ja.gundam.wikia.com/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%82%B9 サラミス]はMS誕生以前に設計・就役した艦であるため、MSの収容・整備区画と主砲・対空砲増設による質量増加によって加速能力が低下することを防ぐために、メインエンジンの左右に各1基のサブエンジンが増設されている。なお、連装主砲・単装副砲は共に[[アレキサンドリア]]級と同一ユニットであると考えられる外観デザインを有する。大気圏突入艇は撤去された。
  +
  +
連邦軍、[[ティターンズ]]、[[エゥーゴ]]が運用し、前者の所属艦はOPにも登場した。[[Ζガンダム]]劇中で名が出てくる艦は、[[ボスニア]]、[[モンブラン]]、[[サチワヌ]]、[[ブルネイ]]、[[シチリア]]など。『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』でも[[ルナツー]]駐留艦隊や、[[ロンド・ベル]]の援軍として駆けつけた八八艦隊などで使用されていたのが確認されている。[[ガンダム・センチネル]]にも登場し、編成表が発表されているため数多くの名称が設定されている。[[エクゼター]]、[[モガミ]]、[[ストラスブール]]、[[ユリシーズ]]、[[レパルス]]、[[カンバーランド]]、[[スティキスホルム]]、[[キャンベラ]]、[[アトランタ]]、[[プリンツ・オイゲン]]、[[ヴォルゴグラード]]、[[トレント]]、[[アオバ]]、[[ダンケルク]]、[[カシマ]]、[[ブラジリア]]、[[ストックホルム]]など。
  +
  +
サラミス改級はそのバランスの良く、使いやすい艦艇だったためか、早くにその姿を消したマゼラン級とは対照的に『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代である宇宙世紀[[0150年]]代まで運用が続けられることとなる。作中では[[ミノフスキー粒子|ミノフスキークラフト]]が装備されたため、[[リーンホース]]離水時に牽引や、ムバラク艦隊所属艦として[[大気圏]]内([[成層圏]])での戦闘にも参加した。(大気圏突入については、[[ビームシールド]]を展開したものと思われる)。原型艦の進宙から70年以上経過した時代においてもなお使用され続けていることは、本艦の完成度の高さを伺わせる。なお、[[リガ・ミリティア]]のバグレ隊所属の[[クラップ]]級、[http://ja.gundam.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF スペース・アーク]級およびサラミス改級は、土色に塗装されていた(ムバラク艦隊は通常色)。
  +
  +
== 同型艦 ==
  +
=== 機動戦士ガンダム0083 ===
  +
* [[ナッシュビル]]
  +
* [[ユイリン]]
  +
* [[マダガスカル (サラミス改級宇宙巡洋艦)]]
  +
* [[エレバン]]
  +
* [[カイフォン]]
  +
* [[ダンジー]]
  +
* [[モンテレー]]
  +
* [[マドラス (サラミス改級宇宙巡洋艦)]]
  +
* [[フィラデルフィア (サラミス改級宇宙巡洋艦)]]
  +
* [[サウスダコタ]]
  +
* [[ソルトレイクシチー]]
  +
* [[マラカイボ]]
  +
* [[ローレンスビル]]
  +
  +
=== 機動戦士Ζガンダム ===
  +
==== 地球連邦軍 ====
  +
* [[ボスニア]]
  +
* [[アストリア]]
  +
* [[アトランタ]]
  +
* [[エクゼター]]
  +
* [[カンバーランド]]
  +
* [[キャンベラ]]
  +
* [[サセックス]]
  +
* [[シェフィールド]]
  +
* [[スティキスホルム]]
  +
* [[ストラスブール]]
  +
* [[タカオ]]
  +
* [[トリエステ]]
  +
* [[プリンツ・オイゲン]]
  +
* [[ポートランド]]
  +
* [[モガミ]]
  +
* [[ユリシーズ]]
  +
* [[ヨーク]]
  +
* [[レパルス]]
  +
* [[ロングビーチ]]
  +
* [[ヴォルゴグラード]]
  +
* [[カシマ]]
  +
* [[ストックホルム]]
  +
* [[ダナン]]
  +
* [[ドルトムント]]
  +
* [[パサデナ]]
  +
* [[パナマII]]
  +
* [[ブラジリア]]
  +
* [[レボリューション]]
  +
* [[アラハス]]
  +
* [[アラハスII]]
  +
* [[アルテミス]]
  +
* [[エスメラルダ]]
  +
  +
==== エゥーゴ ====
  +
* [[サチワヌ]]
  +
* [[モンブラン]]
  +
* [[シチリア]]
  +
* [[マッキンレー]]
  +
* [[マケドニア]]
  +
* [[シブヤン]]
  +
* [[ルネ]]
  +
* [[スルガ (サラミス改級宇宙巡洋艦)]]
  +
  +
==== ティターンズ ====
  +
* [[イズミール]]
  +
* [[アオバ]]
  +
* [[ダンケルク]]
  +
* [[トレント]]
  +
* [[ブルネイ]]
  +
* [[サチワヌ]]
  +
  +
== 関連項目 ==
  +
{{wikipedia|サラミス_(ガンダムシリーズ)}}
  +
{{DEFAULTSORT:さらみすきゆううちゆうしゆんようかん}}

2014年10月2日 (木) 11:51時点における最新版

この記事はWikipedia:サラミス_(ガンダムシリーズ)から転載、一部修正し作成されたものです。転載時期は2011年以前であり、加筆も不十分であるため、不正確な情報や虚偽が含まれているおそれがあります。転載記事についての方針を参照。なお2014年以降は転載による記事の作成を禁止しています。

サラミス改級宇宙巡洋艦

概略[]

機動戦士ガンダム0083[]

全長198m。両舷および艦底に連装メガ粒子砲を装備。機関部の単装メガ粒子砲の配置を変更し死角を減らし、各方向への指向数を大幅に増加し対宙機銃も増強、補助ノズル4基を装着している。上方前部主砲は単装砲のままだが、その後方にVLSらしきハッチが8つ確認できる。ただし本格的なモビルスーツ運用能力は持たされていない。そのため、熟練したパイロットの操るモビルスーツ等が他艦による直掩を突破して接近した際には容易に撃沈されている。だが作中の戦没例が就役直後であったり、比較的少数で作戦行動している際のものである場合や、モビルアーマーとの戦闘であったことには注意する必要がある。ザンジバル級機動巡洋艦の後期型との反航遭遇戦では、戦術運動や錬度で劣っていたとはいえ強力な前方火力で応戦する姿が見られ、デラーズ・フリートを追撃していた巡洋艦戦隊の指揮官もその砲戦能力に期待をかけている場面もある。また、最終局面では後方への火力に難があるムサイをやや同航体勢から射撃を浴びせ撃破しており、初代の機動戦士ガンダムよりも運用面で考証を深めたものとなっている。

機動戦士Ζガンダム[]

機動戦士Ζガンダム』より登場するサラミスの改良型。最も目を惹くのは船体前半部に4機のMSを運用可能なMSデッキ、エレベータハッチ、そしてカタパルトが設けられたことであり、その代替として上面先端の単装メガ粒子砲1基と、両舷の前方単装メガ粒子砲後方に装備されていた6連ミサイルランチャー計2基は撤去されている。逆に大幅な火力の増強策として左右両舷の艦橋構造物が撤去され、そこには各1基の連装メガ粒子砲が装備された(この連装砲増設に伴い従来の単装砲を副砲と見做すべきだと思われる)。この他船体中央部(ブリッジ前方)の特徴的なY字構造上の大型連装対空砲はブリッジ左右の連装対空砲に換装され、対空砲の種別統一が図られているように見受けられる。加えてブリッジ構造物周辺に合計8基の単装対空砲が増設されており、対空砲は連装6基単装8基合計20門を数える。原型艦であるサラミスはMS誕生以前に設計・就役した艦であるため、MSの収容・整備区画と主砲・対空砲増設による質量増加によって加速能力が低下することを防ぐために、メインエンジンの左右に各1基のサブエンジンが増設されている。なお、連装主砲・単装副砲は共にアレキサンドリア級と同一ユニットであると考えられる外観デザインを有する。大気圏突入艇は撤去された。

連邦軍、ティターンズエゥーゴが運用し、前者の所属艦はOPにも登場した。Ζガンダム劇中で名が出てくる艦は、ボスニアモンブランサチワヌブルネイシチリアなど。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でもルナツー駐留艦隊や、ロンド・ベルの援軍として駆けつけた八八艦隊などで使用されていたのが確認されている。ガンダム・センチネルにも登場し、編成表が発表されているため数多くの名称が設定されている。エクゼターモガミストラスブールユリシーズレパルスカンバーランドスティキスホルムキャンベラアトランタプリンツ・オイゲンヴォルゴグラードトレントアオバダンケルクカシマブラジリアストックホルムなど。

サラミス改級はそのバランスの良く、使いやすい艦艇だったためか、早くにその姿を消したマゼラン級とは対照的に『機動戦士Vガンダム』の時代である宇宙世紀0150年代まで運用が続けられることとなる。作中ではミノフスキークラフトが装備されたため、リーンホース離水時に牽引や、ムバラク艦隊所属艦として大気圏内(成層圏)での戦闘にも参加した。(大気圏突入については、ビームシールドを展開したものと思われる)。原型艦の進宙から70年以上経過した時代においてもなお使用され続けていることは、本艦の完成度の高さを伺わせる。なお、リガ・ミリティアのバグレ隊所属のクラップ級、スペース・アーク級およびサラミス改級は、土色に塗装されていた(ムバラク艦隊は通常色)。

同型艦[]

機動戦士ガンダム0083[]

  • ナッシュビル
  • ユイリン
  • マダガスカル (サラミス改級宇宙巡洋艦)
  • エレバン
  • カイフォン
  • ダンジー
  • モンテレー
  • マドラス (サラミス改級宇宙巡洋艦)
  • フィラデルフィア (サラミス改級宇宙巡洋艦)
  • サウスダコタ
  • ソルトレイクシチー
  • マラカイボ
  • ローレンスビル

機動戦士Ζガンダム[]

地球連邦軍[]

  • ボスニア
  • アストリア
  • アトランタ
  • エクゼター
  • カンバーランド
  • キャンベラ
  • サセックス
  • シェフィールド
  • スティキスホルム
  • ストラスブール
  • タカオ
  • トリエステ
  • プリンツ・オイゲン
  • ポートランド
  • モガミ
  • ユリシーズ
  • ヨーク
  • レパルス
  • ロングビーチ
  • ヴォルゴグラード
  • カシマ
  • ストックホルム
  • ダナン
  • ドルトムント
  • パサデナ
  • パナマII
  • ブラジリア
  • レボリューション
  • アラハス
  • アラハスII
  • アルテミス
  • エスメラルダ

エゥーゴ[]

  • サチワヌ
  • モンブラン
  • シチリア
  • マッキンレー
  • マケドニア
  • シブヤン
  • ルネ
  • スルガ (サラミス改級宇宙巡洋艦)

ティターンズ[]

  • イズミール
  • アオバ
  • ダンケルク
  • トレント
  • ブルネイ
  • サチワヌ

関連項目[]

このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事はサラミス_(ガンダムシリーズ)にあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。