ガンダペディア
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2010年1月20日 (水) 00:06時点における版

ガウ (Gaw)とは、アニメ機動戦士ガンダム』を始めとする「ガンダムシリーズ」のうち、宇宙世紀を舞台とする作品に登場する架空の兵器航空機)である。

ガウ攻撃空母

ジオン公国が開発した大気圏内用大型輸送機 / 爆撃機である。ガルダ級登場までは、ガンダムシリーズ最大の航空機であった。また初の実用核融合炉搭載航空機であり、ムサイと同級のミノフスキー型熱核融合炉2基を翼付け根に搭載し、その電力によりプラズマ過熱型熱核ジェットエンジン18基を駆動し、ほぼ無限の航続距離がある。

陸上での長距離移動能力に乏しいMSを運用するために開発され、MSを胴体部に3機、ドップ戦闘機を両翼にそれぞれ4機搭載可能である。また2連装メガ粒子砲5基、爆弾倉などを装備する。MS運用のため低速飛行する必要から4発×2のリフトジェットを左右の翼付け根に備える。離着陸時はさらに水噴霧で推力を向上させ、揚力と同等の上昇力を稼ぐ。

あたかも空飛ぶ空母のごとき威容と機動兵器搭載運用能力を持つことから「攻撃空母」と呼ばれる。対地攻撃に優れ、度々絨毯爆撃を市街地などで展開している。また、オデッサ作戦でも多数投入された。しかし、前方にMSの発進口を設けたため、当然降下時にはスピードを落とさねばならず、連邦軍の良い標的となった。事実、ジャブロー降下作戦時には、多くのMSが真価を発揮する以前に撃墜の憂き目を見ている[1]

特筆すべき事項として、宇宙往還機の母艦機能がある。大気圏突入カプセルコムサイの空中収容とブースター無しでの弾道飛行のための自力発進が可能。航続距離の短いコムサイを連邦軍制空圏手前で回収し、弾道軌道で味方基地近辺に送り出すことでコムサイの生存率は著しく向上したとされる。また、モビルダイバーゼーゴック1号機、2号機の回収にも成功したが、3号機回収時にはコア・ブースターにより、もろとも撃墜されている。

終戦までに40機前後が生産されている。装備の違いによりいくつかのバリエーションを持つが、最も基本的な初期型の型式番号はACA-01である。

備考

  • 小説版においても、同名・同フォルムの兵器が存在しているが、宇宙空母となっている。
  • 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、通常機の他にアッザムを輸送可能で機首ハッチが大きく開く特殊型が登場した。
  • TV版11話「イセリナ、恋のあと」で、ガンダムがガウの垂直尾翼方向舵を強引に取り外そうとすると、方向舵の動きに連動して操縦用の舵輪が動き、操縦士が倒されるというカットがある。

ギャラリー

脚注

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関連項目

  • 機動戦士ガンダム/艦船及びその他の兵器

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  1. みのり書房・刊『ガンダムセンチュリー』より